空手は相手に突きや蹴りを当てることでダメージを負わせて勝つ格闘技です。
ゆえに体重が重い方が有利になります。
その際に必要なトレーニングはウェイトトレーニングです。
腕立てや拳立てヒンズースクワットといった、自分の体重だけを頼りにした鍛錬法だけでは理想の体重まで増やすことは叶いません。
ゆえに自分の体重よりも重い重量(バーベル、ダンベル等)を使ったウェイトトレーニングが必須になります。
しかし、ウェイトトレーニングをしているでは有効な体重まで伸ばすことは叶いません。
やはり、必要な栄養素を摂取することを毎日していかなくては…。
空手家は、エクササイズによって消費カロリーが普通の人以上にあるので、体重のキロの値×2のグラムのタンパク質を摂取しなくてはいけない。
例えば、70キロの体重の人は140グラムのたんぱく質が必要です。
それを毎日恒常的に摂取していくことで、空手家に必要な体重を維持することができるのです。
その望ましい体重は身長によって変わってくる。
その指標は以下のように測る。
身長175センチ以下の人であれば、
身長の値-100×1.1
それ以上の人であれば、
身長の値-100×1.2
この値に体重が達していれば望ましい体重の値という事になる。
例えば、身長170センチの人であれば、
170-100×1.1=77
よって77キロがいいということになる。
また例えば、身長180センチの人であれば、
180-100×1.2=96
よって96キロということになる。
この値になるまでには、ウェイトトレーニングだけでなく、空手のトレーニング、アスリートトレーニングを積み重ねることのほか、毎日タンパク質を摂取していかないことにはかなわないことです。
これはあくまでも有力選手の平均値であるということであるので、これよりも低かったり高かったりしても、それで空手の試合において自分がよく動けて、スタミナも続き、最高の空手のパフォーマンスができるというのならば、全然かまわないということになる。
実際のトレーニングや試合に臨んで、どの体重がいいのかを見極めていくしかないです。
しかし、日々の食生活でどれくらいのたんぱく質が摂れるだろうか?
例えば、牛肉100グラムに対して、わずか16グラム。
牛乳200cc中に12グラムしか入っていない。
これでは、食事だけでは必要摂取量を摂ることはできない。
ではどうするか?
タンパク質を含んだプロテインを摂るしかない。
確かに、サプリを摂取しないで主に焼肉を中心とした食事だけで規定の体重になった人も知っています。
だが、その人は1カ月に27万円を要したといいます。
これはよほどの金持ちでないとかなわないことである。
その他、タンパク質吸収の効率をあげるサプリや、トレーニング後の筋肉の破壊を防ぐサプリや、トレーニング後の疲労回復をはかるサプリなど多くあります。
それらを恒常的に摂取することで初めて空手で使える筋肉を作り上げることができるのです。
また、ビタミン、ミネラルは両方とも空手家やアスリートには大事な事項である。
まずビタミンだが、人間の身体を車に例えると、プロテイン、すなわちタンパク質というものは車体そのものとなる。
そして炭水化物や脂肪がエネルギー、つまり車でいえばガソリンにあたる。
しかしガソリンだけでは車は走らない。
潤滑なエンジン(筋肉)の動きのためにはエンジンオイルが必要となる。
エンジンオイルがない状態で車を走らせようとすれば、エンジンすぐに摩耗してしまう。
そして人間の身体においてエンジンオイルの働きをするのが微量栄養素であるビタミンである。
人間の身体を車に例えると、プロテイン、すなわちタンパク質というものは車体そのものとなる。
そして炭水化物や脂肪がエネルギー、つまり車でいえばガソリンにあたる。
しかしガソリンだけでは車は走らない。
潤滑なエンジン(筋肉)の動きのためにはエンジンオイルが必要となる。
エンジンオイルがない状態で車を走らせようとすれば、エンジンすぐに摩耗してしまう。
そして人間の身体においてエンジンオイルの働きをするのが微量栄養素であるビタミンである。
これら微量栄養素があってこそ生命体は生命活動を円滑に実現することができる。
またアスリートや空手家は一般の人よりもビタミン必要量が飛躍的に増大する。
発汗による流出、活動量の増加、さらに栄養素の摂取量が多いことから、より多くのビタミンが代謝に必要とされるわけだ。
走行距離が長くなり、ガソリンの量が増えれば、当然エンジンオイルも増やさなければならない。
特に身体合成のためにビタミンB群が、免疫維持やコラーゲンの合成のためにビタミンCが、そして酸素利用増大にともなってビタミンEの必要量が増大するわけである。
しかし、一般にビタミンは食事から必要十分量は摂取できない。
食事をいかに工夫しようとも昨今の農業事情により、土壌の汚染や農薬、除草剤の多用により作物自体の栄養価が低下しているからだ。
ゆえに、終戦直後に比べ、作物に含まれるビタミンやミネラルは平均して半分以下になってしまっている。
更に、輸送、保存時における含有量低下、調理による損失などを考えると、食物から十分なビタミンを摂取することはあまり期待できない。
ゆえにサプリメントを摂る必要があるということである。
以下、どれだけの量が必要かを見ていただきたい。
栄養素 | 役割 | 1日の必須摂取量(アスリート) |
タンパク質 | 筋肉などの身体を作る材料 | 体重1kgあたり 2~3g |
炭水化物 | 身体のエネルギー源 | 体重1kgあたり 4~6g |
脂肪 | 身体のエネルギー源 | 体重1kgあたり0.5~1g |
ビタミン | 酵素の働きを助け、身体の様々な代謝のコントロール | ビタミン13種 (詳細は⇒コチラ) |
ミネラル | 身体を作る材料 | ミネラル16種 (詳細は⇒コチラ) |
水分 | 細胞レベルの活動を活発にし、毒素を体外に排出する |
体重1kgあたり35cc
(酷暑時は40cc)
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※ ㈱ドーム 研究結果
そしてサプリを飲むタイミングも空手家ならば覚えておいてほしい。
そのタイミング表が以下です。
↓